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セル:グラデーション

Cell:Gradation

塗りつぶし領域を2色間のグラデーションで塗ることができます。

不定形の領域にグラデーションを当てはめるために、独特の指定方法を使います。

原則

グラデーションの始点と終点は、隣接する領域によって決められます。 隣接した始点色と終点色に接する辺がグラデーションの始点と終点になります。

なぜ?

奇妙に感じるかもしれませんが、以下を実現するためにそうなっています。

  • ベタ塗りと同様の操作でグラデーション塗りができる。
  • 自由な形の領域に、グラデーションの始点と終点を柔軟に合わせる。
  • 動画で領域の形が連続的に変化した時には、グラデーションも連続的に変化する。

要は、アニメーションでもグラデーション塗りを可能にする事を目指しています。 以下に簡単な例をあげます。

グラデーションは、隣接する2色の領域の間をつなぐのが基本です。

始点色と終点色に隣接する場合

三角形の領域があり、三辺がそれぞれA,B,Cの色で塗られた領域に接しているとします。


この領域を[AからBへの階調]で塗ると、A色に接している辺がグラデーションの始点になり、B色に隣接している辺が終点になります。 始点と終点との距離に合わせたグラデーションになります。


始点色でも終点色でもないC色は、影響しません。

始点/終点になる隣接領域は、複数あっても、島のように中にあってもかまいません。


[例えば:グレイスケールマスクに]

始点色にのみ隣接する場合

領域が始点色とのみ隣接していて、終点色とは隣接していない場合は、始点色以外の辺を全て終点とみなしたグラデーションになります。


始点色/終点色は、透明や半透明でもかまいません。


[例えば:終点色を透明にしてブラシの代用として]
(注意:レイヤー上に、終点となる領域が一つは必要です。 レイヤーの縁は終点とはなりません。 終点となる領域が無いと、始点色で塗りつぶされてしまいます。)

終点色にのみ隣接する場合

領域が始点色とは隣接していないで、終点色とのみ隣接している場合は、領域の中で終点の辺から一番遠い所を始点としたグラデーションになります。
(これは上のケースの逆ではありません。終点以外の辺は始点ではなく中間値になります。)


始点色にも終点色にも隣接しない場合

領域が始点色にも終点色にも接していない場合は、全ての辺を終点とみなし、領域の中で辺から一番遠い所を始点としたグラデーションになります。


使い方

ベタ塗り用の色と同じように、グラーデーションもカラーテーブルに登録します。

  1. カラーテーブルで、グラデーションの始点色/終点色をそれぞれ作っておきます。
    グラデーションにしたいインデックスをダブルクリックします。

    ※グラデーション用に間を一つ空けて、左に始点色/右に終点色を置くと後が楽です。
  2. 色情報のダイアログが開きます。[階調]のラジオボタンをクリックして選択します。

    [階調]のラジオボタンの右に始点色と終点色のインデックスが表示されています。 左側が始点色、右側が終点色です。
    ※初期状態ではカラーテーブルの左隣りが始点色、右隣が終点色になっています。
  3. アルファベットや数字の横にある三角印をクリックして、メニューで始点と終点のインデックスを指定します。

  4. [OK]ボタンで決定します。 表示が>印になります。

  5. ベタ塗りと同じように、ペンキ缶ツールで彩色します。

グラデーションの領域を塗った後に、隣接する領域を始点色/終点色で塗ると、それに対応してグラデーションが変化します。注意してください。

保存と作成の章へ続きます。

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